パリティ
同等、同格、同位、同量、一致、類似、偶奇性、等。
また、データ通信技術のエラー検出で使われるパリティチェック符号から。
1. チェック模様で現れるTミノの特徴
分かりやすくチェック模様にしてみた。
上図の、「白い部分」
と「黒い部分」
に注目すると
ミノの種類 | 白い部分 | 黒い部分 |
Iミノ | 2 | 2 |
Sミノ | 2 | 2 |
Zミノ | 2 | 2 |
Lミノ | 2 | 2 |
Jミノ | 2 | 2 |
Oミノ | 2 | 2 |
Tミノ | 1 | 3 |
とまあこんなことがいえる。
ここで、Tミノだけ「白い部分」と「黒い部分」の数が違っている事に注意して欲しい。
実はこれ、1と3が入れ替わることはあっても、必ず同じ数、つまり2-2にはならない。
2. パリティによる積みの影響
6*6マスにテトリスミノを敷き詰めてみる。(縦x横が4の倍数ならどんな大きさでもok)
左はTを使わない場合、右はTを一つ使う場合。
実際にやってみれば一目瞭然だが、画像で説明すると
左はきっちり埋まっているのに対して、右は「Tがもう一つ必要な状態」になっている。
(積みをミスらなければ)どのような詰め方をしても必ずこうなる。
「1. チェック模様で現れるTミノの特徴」で説明したような6*6マスのチェック柄がある。
これに、「白い部分」と「黒い部分」は、それぞれ18個ずつある。
Tミノ以外のミノを使用した場合、「白い部分」と「黒い部分」はそれぞれ必ず16個づつになる。
しかし、Tミノを使用したときに限り「白い部分」と「黒い部分」のバランスが崩れる。
また、Tミノを二個使えば必ずパリティが解消されるという訳ではないので注意が必要。
(右画像のはやりすぎだけど。ただ、地形も合わせると意外にこれに気づかない場面も多い。)
割と陥りやすいミス。お城になってるので悪い地形という事は分かりやすいと思う。